1984年、株式会社サウンドバンクを設立して2年後位から現役をリタイアしたつもりでしたが、元来好きなもので、小田裕一郎さん(松田聖子の青い珊瑚礁や杏里のキャッツ・アイ、サーカスのアメリカン・フィーリング等の作曲家)のバック.バンドを作って演奏したり、ジャバというコーラス・バンド(女性3人と男性1人のコーラスとアルト・サックス、ピアノ、キーボード、ギター、ベース、ドラムの10人編成)を作って演奏していました。
また、山口軍一とルアナ・ハワイアンズで演奏をしたり、ハワイアン界の重鎮、バッキー白片さんが亡くなり息子の健君がひきついだ、バッキー白片Jr.とアロハ・ハワイアンズのレコーディングに参加して一緒にバンドで演奏したり、毎週金曜日には、六本木の「ステラ」というお店で、ピアノ池野成秋さん、ベース前田正一さんとのトリオで演奏していましたが、勿論、毎日できるはずはなく、趣味と実益を兼ねたようなものです。

 ところが、飲みに行ってたお店でピアノを弾いてた横山恵一さんに誘われ、シンフォニーという船での仕事をしたことから、秋本薫さん(T.Sax)を紹介してもらい仕事をさせて頂いたり、一緒に仕事をした仲宗根かほるさん(ジャズ・シンガー)と2000年9月〜2001年2月までバック・バンドをやらせて頂いたり、日本ジャズ界の重鎮、清水万紀夫さん(Cla,Fli,A.Sax)とご一緒させて頂いたり、アマチュア時代一緒に演奏してた1年後輩の、佐藤俊次君(原信夫とシャープ&フラッツのトロンボーン奏者)に誘われたりしてジャズを演奏する機会が多くなりました。

 アマチュア時代はジャズ・バンドでトランペットやドラムを演奏してましたし、聴くのは大好きでしたので抵抗なく入れましたが、まさか自分でライブを主催してやるとは思わなかったというのが本音です。
ドラムだけで食べてたプロの頃、ブラス・ロックや ポピュラーを専門に演奏してましたし、自信がなかったのも事実です。
ジャズを専門にやっているドラマーは上手い人が沢山いますし、私なんかで大丈夫なの?と疑問に思うこともありました。
でも、そんなことは最近はあまり考えないようにし、私で良いと思ってるミュージシャンとやればいいし、自分自身が楽しめれば、と思うようになりました。

是非聴きにいらして下さい。   スケジュール