奈良井宿

 2001年8月12日、長野県奈良井宿の井原さん宅にお邪魔して撮った写真です。

 奈良井宿とは、中山道十一宿のうち北から2番目の難所:鳥居峠を控えた宿場町です。
かつては街道を行き交う旅人で栄え、その様は「奈良井千軒」と謳われ木曽路一番の賑わいだったそうです。
奈良井宿は鳥居峠の上り口の鎮神社を京都側の入口とし、奈良井川に沿って約1kmの中山道沿いに町並みが
形成され、旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残していて、時代を超えた風格が感じられます。
鎮神社の夏祭りは永い歴史を誇る、奈良井宿あげての祭礼です。
上町・中町・下町の各地区から若衆だけが集まり、笛・太鼓・三味線などの楽器でお囃子を演奏しながらゆっ
くりと宿場街を下って行きます。

奈良井宿中町辺り
お邪魔した井原さん宅です